発表

SS-052

「かわいい」の心理学

[企画代表者,司会者] 入戸野 宏:1, [話題提供者] 小森 政嗣:2, [話題提供者] 吉田 綾乃:3, [話題提供者] 金井 嘉宏:4, [指定討論者] 浦 光博:5
1:大阪大学, 2:大阪電気通信大学, 3:東北福祉大学, 4:東北学院大学, 5:追手門学院大学

「かわいい」は,日常生活で頻繁に使われる言葉であるが,その実態はあまり理解されていない。「かわいい」の心理学・行動科学的な研究は,コンラート・ローレンツによるベビースキーマの提案にさかのぼり,近年は再び cuteness に対する関心が高まりつつある。しかし,英語の「cute」と日本語の「かわいい」にはニュアンスの違いがある。企画者は,「かわいい」を「接近動機づけを伴う社会的なポジティブ感情」と捉え,対象の属性である「かわいさ(cuteness)」と「かわいい」感情とを区別する理論を提唱した。このシンポジウムでは,これまでの「かわいい」研究の流れを概観するとともに,感性情報学(「かわいい」を作る),社会心理学(「かわいい」を分解する),臨床心理学(「かわいい」で瞑想する)の3つの視点から,最新の知見を紹介する。
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