発表

SS-045

展望的記憶:「あっ!やらなきゃ」を支える未来の自発的認知

[企画代表者,司会者] 森田 泰介:1, [企画者] 宇根 優子:2, [話題提供者] 石橋(田邊) 亜澄:3, [話題提供者] 佐藤 文紀:4, [話題提供者] 橋本 照男:3, [指定討論者] 梅田 聡:5, [指定討論者] 須藤 智:6
1:東京理科大学, 2:早稲田大学, 3:東北大学加齢医学研究所, 4:鉄道総合技術研究所, 5:慶應義塾大学, 6:静岡大学

実行すべきことを適切な時機に自発的に想起することを支える記憶は展望的記憶(以下PM)と呼ばれる。近年,国内外でPMの研究が深まりと広がりを見せつつある。本シンポジウムでは,PMに独自の視点からアプローチする3名の研究者に最新の知見を紹介していただく。具体的なテーマは,ワーキングメモリの実行機能における個人差がどのようにPM遂行に影響するか,産業(鉄道)場面でのPMエラー防止に向けてどのような対策がなされておりPM研究にいま何が期待されているのか,展望的意図の保持に関わる神経ネットワークにおいて,自閉症児にはどのような非定型性が認められるのか,というものである。また,現在のPM研究のあり方や今後の方向性について,認知神経心理学や認知工学,認知的加齢の立場から討論を行っていただく。「あっ!やらなきゃ」を支える自発的認知の研究の問題点や可能性について,フロアの方々とともに議論を深めることができれば幸甚である。
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