発表

SS-041

会話での生体信号リズム同期から「こころ」を考える―身体化とダイナミカルシステムアプローチの応用―

[企画代表者,話題提供者,司会者] 岡林 春雄:1, [話題提供者] 丹羽 時彦#:2, [指定討論者] 鈴木 平:3
1:徳島文理大学, 2:関西学院高等部, 3:桜美林大学

 ヒト(生きているもの)にはリズムがある。会話において,二者の生体信号(指尖脈波で示される)のリズム同期(引き込み現象)から,会話がかみあっているかどうかー相互理解できているかーが示されるのではないだろうか。心の身体化とともに心理学近接領域から提案されている蔵本モデル(Kuramoto, 1984)の適用例も紹介したい。
 近年,こころを理解するのに必要だと言われている身体化とダイナミカルシステムアプローチは親和性をもっており,それらの考え方を基に,自律神経系レベルの同期・引き込み現象から生体信号レベルの現象がどのようにして生じてくるのかを通して,こころが自己組織化してくるプロセスについて提起したい。
(本シンポはダイナミカルシステム研究会によるものであり,昨年逝去した指尖脈波測定装置開発者・雄山真弓氏を追悼するものである)
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