発表

SS-035

震災経験の意味を考究することは被災者支援にどのようにつながるか?

[企画代表者,話題提供者,司会者] 日高 友郎:1, [企画者,話題提供者] 木戸 彩恵:2, [話題提供者] 辻内 琢也#:3, [話題提供者] 増田 和高#:4, [指定討論者] 齋藤 清二#:5, [指定討論者] 山口 洋典:5
1:福島県立医科大学, 2:関西大学, 3:早稲田大学, 4:武庫川女子大学, 5:立命館大学

東日本大震災ならびに福島第一原子力発電所事故から8年が経過した。その間,放射線除染作業の進展による土壌の清浄化や,産業・生活インフラの回復なども進み,被災地となった福島県ならびに東北各県の復興が進んでいるように見える。その一方で,地元地域に帰還せず避難生活を継続する者,新たな土地へ移り住み生活を再建する選択をする者,さらには,震災復興に伴い生じた廃棄物・汚染物の集積と処理のために自らの住み慣れた土地を追われる者などが存在しており,生活の営みが復興されることの難しさがますます表面化・深刻化している情勢である。本企画においては,「そもそも,震災・被災の経験とは被災当事者にとってどのような意味を持つのか?」という問いに立脚し,この問いに回答するためのアプローチを検討するとともに,当事者の経験と意味に根ざした被災者支援の可能性を探求したい。話題提供者には震災復興に携わる研究者を迎え,議論を進める。
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