発表

SS-033

創造性を心理学研究と医療現場の知見から考える―意識・無意識,そして自発性―

[企画代表者,司会者] 織田 涼:1, [企画者] 中村 嘉宏:2, [企画者,話題提供者] 服部 雅史:3, [話題提供者] 西田 勇樹:3, [話題提供者] 竹本 千彰:2, [話題提供者] 橋本 麻里子#:2, [話題提供者] 高橋 良斉#:4
1:東亜大学, 2:有馬病院, 3:立命館大学, 4:内海メンタルクリニック

創造性の心理学研究は,古くから無意識の思考過程に着目してきており,近年でもこの動向は続いている(e.g., Hattori et al., 2013)。他方,医療現場では,患者が創造的な人生を営む能力や状態(i.e., ウェルビーイング)を取り戻すことを目標に医療行為が進められる。ここでは,効果的な行動を自発的に選択できることこそが「創造的」と捉えられており,思考の意識性が重視されている。このような異なる視点を持った心理学者と医療従事者が連携すれば,創造性研究に新たな展開が生まれるかもしれない。また,要支援者への新しい治療・介入の方法を開発する手がかりにもなることが期待される。そこで,本シンポジウムでは心理学研究者と医療現場で働く心理師および医師に,「意識・無意識および自発性」をキーワードとして,創造性に関連する知見を報告いただく。その上で,創造性の新たな理解の枠組みと今後の研究の方向性を,来場者も交えて議論したい。
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