発表

SS-026

われわれは“曖昧な世界”にいかに向き合うのか?3―曖昧さ研究の新たな展開をめざして―

[企画代表者,話題提供者] 榎木 宏之:1,2, [企画者,司会者] 友野 隆成:3, [企画者,話題提供者] 西村 佐彩子:4, [話題提供者] 岩滿 優美:5, [指定討論者] 三浦 佳世:6
1:平和病院, 2:琉球大学, 3:宮城学院女子大学, 4:京都教育大学, 5:北里大学, 6:九州大学

一昨年と昨年は,“曖昧さ”に関する公募シンポジウムを,「現状と課題」および「概念の精緻化」というテーマで開催した。振り返ると,過去2回のシンポジウムで議論の中心になっていたのは,①「曖昧さとは何か?」②「曖昧さはどのように明らかに(どのように測定)されるのか?」の2点であり,他領域との関連での検討が課題となった。そこで,今回は,領域を広げて曖昧さについて検討する。話題提供として,まず,メタファーのもつ曖昧さに着目し,文脈推測とメタファー理解の関連について検討する。次に,精神疾患における曖昧性と認知機能の関連について検討し,最後は,柔軟性の乏しさが問題となる自閉スペクトラム症と精神症状の間で曖昧さへの態度の果たす調整機能について検討する。以上の話題提供を受けて,感性認知学および知覚心理学の観点より指定討論を行い,今後曖昧さ研究に求められる新たな視点を見出すことを目的とする。
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