発表

SS-025

なぜ人は音楽を聴くのか?:音楽聴取の心理的機能を探る

[企画代表者] 星野 悦子:1, [企画者] 佐藤 典子:2, [話題提供者] 池上 真平:3, [話題提供者] 生駒 忍:4, [話題提供者] 森 数馬:5, [指定討論者] 山崎 晃男:6, [司会者] 羽藤 律:7, [司会者] 宮澤 史穂:8
1:上野学園大学, 2:武蔵野音楽大学, 3:昭和女子大学, 4:川村学園女子大学, 5:情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター, 6:大阪樟蔭女子大学, 7:ゆたかカレッジ・放送大学, 8:高齢・障害・求職者雇用支援機構

人は遥か数万年前から音楽を聴き続けてきた。これは,音楽を聴くことには何らかの心理的機能があることを示唆する。これまで提案された機能の数は500を超え,最近では神経科学者ダマシオらが音楽聴取はホメオスタシスの不均衡を正すと考えている(Sachs, Damasio & Habiki, 2015)。このように,心,身体,社会にまたがる音楽の多機能性が,証拠と共に指摘され始めてきた。今回は,音楽聴取の心理的機能に焦点を当てた実証研究を若き俊英3名が話題提供する。池上真平氏は音楽聴取に関する大規模調査を行ない,潜在的次元と個人差を見出した。生駒忍氏は就寝時の音楽使用の実態とその音楽作品の感情的性格や傾向などを探った。森数馬氏は音楽聴取時の強い情動や感動についての自律神経活動とfMRIによる測定結果から,鳥肌・涙と感動との関連とその機能的意義を考察する。指定討論には山崎晃男氏を迎え,フロアをまじえた討論も行なう予定である。
詳細検索