発表

SS-016

顔認知の発達と障害と

[企画代表者,司会者] 河野 哲也:1, [話題提供者] ジョナサン コール#:2, [話題提供者] 山口 真美:3, [指定討論者] 稲原 美苗#:4, [指定討論者] ぺキット マイケル・ギラン#:5
1:立教大学, 2:ボーンマス大学, 3:中央大学, 4:神戸大学, 5:大阪大学

顔は常に他者に向けられたものである同時に,自己自身に他ならない。顔は対人的存在として人間のあり方を端的に示す器官である。本シンポジウムは,新学術領域研究「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築」の一環として,顔認知の発達とその障害について,神経生理学,心理学,現象学的哲学,障害学の複数の視点からアプローチし,顔の表現的・社会的な実存性に光をあてることを目的とする。『顔の科学』『スティル・ライブス』などの著作で知られるジョナサン・コールは,神経科学と現象学の視点を統合させながら,顔の変貌や運動の研究から,顔であることの実存とアイデンティティについて論じる。山口は,顔認知の発達過程を人間関係の観点から解説するとともに,かつて罹患した顔面神経麻痺について当事者の視点から論じる。稲原とぺキットは,臨床哲学と障害学の観点から,顔と身体の表現的・社会的な意味についてコメントする。通訳付。
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