発表

SS-014

共感性の基盤,性質,実装―進化×心理×人工知能―

[企画代表者,話題提供者] 喜入 暁:1, [企画者,話題提供者,司会者] 増井 啓太:2, [話題提供者] 徳増 雄大#:3, [話題提供者] 日永田 智絵#:4, [指定討論者] 杉浦 義典:5
1:大阪経済法科大学, 2:追手門学院大学, 3:東京大学, 4:大阪大学, 5:広島大学

 社会的動物であるヒトにとって共感性(empathy)は必要不可欠であり,現代に至るまで多くの研究がなされてきた。心理学の領域でも多くの知見が蓄積され,共感性の発達過程や共感性の生理学的基盤なども明らかになりつつある。しかしながら,「共感性とは何か?」という大きな問いに対する学際的な検討は限られたものであり,共感性の本質的理解には未だ至っていない。そこで本シンポジウムでは,共感性の発達,欠如が我々の行動や認知に及ぼす影響に関して多角的にアプローチし,共感性に関する学際的な探求を試みる。特に,心理学分野で研究されてきた共感性の欠如を核とするダークパーソナリティ,また,反対に共感性をAIに実装することを試みる工学分野,共感性の個人差とそれによる様々な行動パターンの進化的適応性に関する進化人類学分野などから,共感性の本質について議論していきたい。
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