発表

SS-011

慢性痛の心理生物学的基盤

[企画代表者,司会者] 越川 房子:1, [企画者,話題提供者] 牟田 季純:1, [話題提供者] 岡 浩太郎#:2, [話題提供者] 加藤 総夫#:3, [話題提供者] 仙波 恵美子#:4, [指定討論者] 伊藤 悦朗#:1
1:早稲田大学, 2:慶應義塾大学, 3:東京慈恵会医科大学, 4:和歌山県立医科大学

慢性痛は心理的苦痛のみならず社会的損失も大きい問題である。本シンポジウムの企画者たちは『慢性的痛みの発生機構』に関して,分子レベルから人の個体の経験レベルまでの階層を明らかにし,有効な介入プログラムを開発することを目指している。痛みには身体的痛みと心理的な痛みが複雑に関連し合っているため,慢性痛の発生機構はまだ十分に明らかにされていない。本シンポジウムでは,心理的側面からの検討として,感じられている痛み全体から主観的痛みを分離する方法について話題を提供する。また身体的側面からの検討として,末梢から中枢に向けての痛みの神経生物学的知見,痛みの慢性化過程に関する脳科学からの知見,痛みプロセスを視覚化する方法について各領域で活躍している研究者から話題を提供して戴く。それらを基に,指定討論者およびフロアとの議論を通して慢性痛の心理生物的基盤とその統合的理解について考える。
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