発表

SS-010

詐欺抵抗力に関する諸問題の検討

[企画代表者,話題提供者,司会者] 渡部 諭:1, [話題提供者] 澁谷 泰秀#:2, [話題提供者] 大工 泰裕:3, [指定討論者] 島田 貴仁:4, [指定討論者] 鈴木 護:5
1:秋田県立大学, 2:青森大学, 3:大阪大学, 4:科学警察研究所, 5:岩手大学

高齢者の特殊詐欺被害の蔓延が問題になって久しい。それにも関わらず,被害防止対策の決定打は未だ出されていないのが現状である。昨年の第82回大会では,この問題に対して心理学者としてどのような貢献ができるかについて検討した。今回のシンポジウムはそれを受けて,特殊詐欺に対する抵抗力を種々の認知的な要因から判定する試みを紹介すると共に,詐欺被害に対する抵抗力に関する問題について広く議論を行うことを目指す。詐欺という問題を認知過程における脆弱性に対する攻撃として捉えてこそ心理学からのアプローチが可能となる。このような考え方に基づいて,われわれは科学技術振興機構社会技術研究開発センターの戦略的創造研究推進事業「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域採択プロジェクト(継続中)において特殊詐欺抵抗力判定アプリの開発を行った。シンポジウムでは,アプリで収集したデータの分析についても紹介する。
詳細検索