発表

SS-001

社交不安症に対する認知行動療法(CBT)の新たな治療戦略

[企画代表者,話題提供者] 野田 昇太:1,2, [話題提供者] 大川 翔#:3, [話題提供者] 荒井 穂菜美:3, [話題提供者] 渡邉 美紀子:1, [指定討論者] 中尾 睦宏#:4, [司会者] 城月 健太郎:1
1:武蔵野大学, 2:東京マインドフルネスセンター, 3:千葉大学子どものこころの発達教育研究センター, 4:国際医療福祉大学

社交不安症(以下SAD)に対して認知行動療法(以下CBT)は治療効果が高く,有用であることが示されている(Mayo-Wilson et al., 2014)。しかし,従来のCBTでも効果を示さない患者もいることが報告されており(Rodebaugh et al., 2004),CBTにおけるSADの寛解率は,大人,子ども共におよそ40%である(Springer et al., 2018;Ginsburg et al., 2011)。この点を踏まえて,近年,社交不安のCBTにおける研究では,治療効果の予測因子および妨害要因の特定,そしてそれらの要因を介入ターゲットとしたプログラムの開発を進めており,従来のCBTでは改善されない患者に対して功を奏する介入を目標としている。本シンポジウムでは,子どもから大人までを対象とし,SADの治療反応率の向上を目的とした新たな治療戦略を提供する。そして,実際のCBTに導入することへの意義を議論したい。
詳細検索