発表

SS-104

SNSカウンセリングの現状と可能性

[企画代表者,司会者] 吉川 左紀子:1, [企画者,指定討論者] 河合 俊雄#:1, [話題提供者] 杉原 保史:1, [話題提供者] 畑中 千紘:1, [話題提供者] 中山 真孝:1, [指定討論者] 松見 淳子:2
1:京都大学, 2:関西学院大学

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は若年層を中心にコミュニケーションのあり方を変えている。これに伴い若者層の心理相談へのアクセス可能性が高まっている。行政もSNS相談事業をいじめ・自殺・引きこもり等への対策として推進しているが,心理カウンセラーの参画は十分でなく技法としての理論的基盤が未整備である。一方で,SNS相談は相談記録が全て残るため事後の客観的分析が可能という利点をもつ。このためコミュニケーション手段の変容が人々にどう影響するか,SNS相談に必要な言語認知能力は何か,といった問いについて客観的分析が可能となり,異なる専門分野の心理学者が共同で取り組む課題を提供する。話題提供では,SNS相談の総括的紹介(杉原)に続いて臨床心理学的分析(畑中)とテキスト分析によるエビデンス提供(中山)の研究例を紹介し,長い臨床歴を有する2名の臨床家(松見,河合)とともにSNSカウンセリングの可能性を議論する。 
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