発表

SS-101

ワーキングメモリの測定と概念化

[企画代表者,司会者] 齊藤 智:1, [企画者] 苧阪 直行:1, [話題提供者] 苧阪 満里子:2, [話題提供者] 湯澤 正通:3, [話題提供者] 坪見 博之:4, [指定討論者] 唐沢 かおり:5
1:京都大学, 2:大阪大学, 3:広島大学, 4:富山大学, 5:東京大学

ワーキングメモリ(working memory,以下WM)は,一時的に必要情報を保持することで,様々な心的活動を支えている。この概念は心理学の多くの分野で広く用いられているが,その測定方法は多様で,研究間で異なる課題が用いられるため,直接的な比較が困難であるようなケースもある。また,測定方法の違いは,想定されている仮説構成概念の違いを反映するとともに,研究結果に基づく概念化にも影響を与えている。本シンポジウムでは,WMの総合的な理解へ向けて,種々の課題を使った測定方法を紹介し,測定の前提となるWM概念はどのようなものなのか,測定結果からWM概念がどのように精緻化されてきたのかについて議論する。課題群としては,(1)リーディングスパン・テストに代表されるような複合スパン課題,および単純スパン課題,(2)それらのWeb上のでの実施課題,(3)視覚性WM課題を設定し,それぞれの課題に熟達した研究者によって報告・検討される。
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