発表

SS-100

宗教心理学的研究の展開(16)―宗教と生命倫理―

[企画代表者,司会者] 松島 公望:1, [話題提供者] 大橋 明:2, [話題提供者] 石井 賀洋子#:3, [話題提供者] 平子 泰弘#:4, [話題提供者] 安藤 泰至#:5
1:東京大学, 2:中部学院大学, 3:愛知腎臓財団, 4:曹洞宗総合研究センター, 5:鳥取大学

現代において,医学,医療技術,生命科学の発展のもとで,生命の操作可能性が飛躍的に増大している。それらは,出生前診断による人工妊娠中絶,着床前診断による選別,脳死・臓器移植,安楽死・尊厳死などの形で現れている。これらの事柄は,自己決定権の問題を絡ませながら,私たちに「いのちとは何か」「生とは・死とは何か」との問いを突きつけるものである。そして,これらの問いは深く宗教に結びついたものでもある。ゆえに,生命倫理の問題は,宗教と時に交わりながら,時に対峙しながら,様々な領域で検討され,議論されてきた。しかしながら,心理学界においてはほとんど行われていない。そこで本シンポジウムでは,宗教と生命倫理の問題について真正面から検討・議論したいと考えている。宗教学者,老年学者,僧侶,臓器移植コーディネーターから話題提供を行ってもらうことにより,研究と現場の両面からこの問題について深く考える機会としたい。
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