発表

SS-099

社会的排斥の神経基盤・生理反応・臨床問題

[企画代表者,司会者] 黒石 憲洋:1, [企画者,話題提供者] 佐野 予理子:2, [話題提供者] 柳澤 邦昭:3, [話題提供者] 葛西 真記子#:4, [指定討論者] 小野 潤#:5
1:国際基督教大学教育研究所, 2:関東学院大学, 3:京都大学, 4:鳴門教育大学, 5:共同通信社

ヒトにとって他者との親密な関係の維持や集団への所属は,もっとも基本的な欲求のひとつであり,それらを損なう社会的排斥や拒絶は,個人のレベルでは強い社会的痛みを生じ,身体的・精神的不健康をもたらす。その手掛かりでさえ強い不安やストレスと関連する。また,社会レベルではステレオタイプや偏見と関連し,差別や格差といった社会問題を引き起こす。本シンポジウムでは,社会的排斥についてその神経基盤や生理反応を明らかにする研究を発表していただくとともに,社会的排除を巡る臨床問題を扱った研究をご紹介いただく。その上で,心理学にとどまらず広く社会問題として捉えた指定討論をいただくことで,立場の人々(排斥者,被排斥者,傍観者,など)を含めて,社会的排斥や拒絶を多角的に捉え直す契機としたい。また,フロアとの積極的な意見交換を通じて,社会的排除に関する研究の新たな展開を考察できればと考えている。
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