発表

SS-091

健康生成論再考 その2―健康生成論研究の重要性と心理学的視点の必要性―

[企画代表者,話題提供者] 磯和 壮太朗, [企画者,話題提供者] 今井田 貴裕:1, [企画者,話題提供者] 雲財 啓:2, [話題提供者,司会者] 嘉瀬 貴祥:3, [指定討論者,司会者] 銅直 優子:4
1:甲南大学, 2:神戸大学, 3:立教大学, 4:流通科学大学

健康生成論は,Sense of Coherence(以下,SOC)と呼ばれるストレス対処力を中核に据えて,健康要因を解明することを目的とした理論である(Antonovsky, 1979)。企画代表者は,SOCは教育によって涵養するに足るものと捉えているが,教育場面への導入を図る前に,健康生成論及びSOCが心理学的視点からさらに検討される必要性を感じている。しかし,本邦におけるSOCに関する研究は主に医療・看護・福祉分野を中心に行われており,本邦の心理学分野では未だ馴染みがある概念とは言い難い。本シンポジウムでは,心理学に軸足を置く研究者が,各々が考える健康生成論とSOCに関する研究に取り組む重要性と心理学的視点の必要性,現在の研究課題を語る。本シンポジウムが本邦において健康生成論及びSOC研究を拡げていく際の一助になれば幸いである。なお,話題提供のうち,今井田貴裕氏は福井義一氏(甲南大学),雲財啓氏は齊藤誠一氏(同所属)との連名発表である。
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