発表

SS-086

新しいタイプの抑うつ症候群への心理学アプローチ―「新型うつ」とは何だったのか―

[企画代表者,話題提供者,司会者] 坂本 真士:1, [企画者,話題提供者] 山川 樹:1, [話題提供者] 中島 実穂:2, [指定討論者] 佐々木 淳:3, [指定討論者] 吉野 聡#:4
1:日本大学, 2:国立精神・神経医療研究センター, 3:大阪大学, 4:吉野聡産業医事務所

企画者らは,本学会第76回大会(2012年)においてワークショップに参画し,新しいタイプの抑うつ症候群の研究に早期から着手した。翌年から計7年間,科研費補助金を受け実証的研究を進めている。「新型うつ」は「現象としての抑うつ」に付与されたラベルだが,企画者の研究班では,この現象の背後にある心理学的プロセスの解明を目指している。本シンポジウムでは,その研究の最前線を報告する。まず,坂本が新しいタイプの抑うつ症候群および発症の心理学理論である対人過敏・自己優先理論(IP理論)について説明する。次に山川が,IP理論で予測される対人的影響に関する実験研究の成果を報告する。最後に中島が,IP理論を実証するための尺度開発に関する研究成果を報告する。指定討論として,産業医として労働者のメンタルヘルスに詳しい吉野聡氏,対人不安がご専門で異常心理学理論にも詳しい佐々木淳氏にご発言いただく。
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