発表

SS-079

セルフ・コンパッション:その概念,測定,研究

[企画代表者,話題提供者] 有光 興記:1, [話題提供者] 新谷 優:2, [話題提供者] 菅原 大地:3, [指定討論者] 島井 哲志:4
1:関西学院大学, 2:法政大学, 3:筑波大学, 4:関西福祉科学大学

近年,セルフ・コンパッションに注目が集まっている。セルフ・コンパッションとは,苦しいことや困難があったときに自分に優しい気持ちを向け,他者との共通性を認識し,感情にマインドフルに気づくという心の有り様である。2003年にネフ博士が,セルフ・コンパッションの測定尺度を発表して以来,2018年には200件を超える学術研究が発表されるに至っている。本邦では,2014年に日本語版の尺度が「心理学研究」で公表され,徐々に研究が盛んになってきた印象があるが,その概念と測定方法について議論する機会はまだ少ない。そこで,今回はセルフ・コンパッションの概念と測定方法について説明すると同時に,概念を証明する(proof-of-concept)研究や最新の研究も紹介し,本学会での理解を深めたいと考えている。また,ポジティブ心理学の立場から討論を行い,本邦における今後の展開も探ってみたい。
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