発表

SS-070

心理学から心理科学へ―ラポートの画像処理,心理状態の可視化,愛の工学,そして移動型MRI―

[企画代表者,話題提供者,司会者] 横谷 謙次:1,2, [話題提供者] 山本 哲也:1, [話題提供者] 高橋 英之#:3, [話題提供者] 阿部 修士:4, [指定討論者] 髙村 真広:5
1:徳島大学, 2:サイコビット, 3:大阪大学, 4:京都大学, 5:広島大学

心理学では,洗練された手法に基づいて,心理現象に関する(ロー)データを生み出してきた。近年の科学技術の発展は,さらに洗練された手法を可能にし,その手法によって,量的・質的に異なるデータを生み出すようになった。本シンポジウムの目的は,これらの手法を説明し,その可能性を検討することである。
まず,横谷が表情認識技術を用いて,2者関係の信頼関係が測定可能であることを示す。次に山本がデバイスや情報技術を用いて,日々の多様な行動的・生理的情報に潜在する規則性の可視化や,心理状態の予測が可能となる方法論を示す。また,高橋は“愛”という概念を構成論の観点から再検討する。最後に阿部がmobile MRI装置を用いて,収監中の人間の嘘をつくメカニズムが説明しうることを示す。
大平は,これらの新たなデータ群が既存の心理学的理論の枠組みで説明しうるのか,それとも新たな理論的枠組みを必要とするのかを検討する。
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