発表

SS-065

遺伝子と社会・文化環境要因との相互作用:社会心理学・神経科学・内分泌学の連携による検討

[企画代表者,話題提供者,司会者] 石井 敬子:1, [企画者] 増田 貴彦:2, [企画者] 野口 泰基#:3, [話題提供者] 大坪 庸介:3, [話題提供者] 松永 昌宏:4, [話題提供者] 山末 英典#:5
1:名古屋大学, 2:アルバータ大学, 3:神戸大学, 4:愛知医科大学, 5:浜松医科大学

本研究プロジェクトは,遺伝子と社会・文化環境要因との相互作用について検討し,社会・文化と人間との関わりについての統合的な理解を推し進めることを目的にしている。これまで,1)日本とカナダにおいて網羅的行動バッテリーテストを実施し,それぞれの文化で優勢な文化的特徴は,ある遺伝子型をもつ者に顕著にみられるのか,一方各社会での社会・生態学的環境が文化差を決めており,その要因により規定される文化差は,遺伝子型とは無関係に個人に内面化されているのか,2)幼少期の家庭環境に着目することで,その環境要因と遺伝子との相互作用はどの程度見られるのか,3)表情等の非言語的情報を用いた社会性に関係した課題を用い,オキシトシン投与によって自閉スペクトラム症状に改善は見られるのか等について検討してきた。本シンポジウムは,その成果について報告し,フロアとともにその内容について議論することを目的とする。
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