発表

SS-061

ニューロフィードバックによる発達障害児と高齢者の認知機能改善について

[企画代表者,話題提供者,司会者] 田崎 美弥子:1, [話題提供者] 高野 隆司#:2, [話題提供者] 良峯 徳和#:3, [話題提供者] 山口 哲生:1, [指定討論者] 齋藤 大輔:4
1:東邦大学医学部心理学研究室, 2:メンタルサポートそら, 3:多摩大学, 4:金沢大学子どものこころの発達研究センター

1970年代に北米で開発されたニューロフィードバックトレーニング(NFT)は,現在欧米ではADHDの認知機能改善に対する効果が認められている。最近では認知症の改善にも適用されつつあるが,日本では,ニューロフィードバック自体の認知が遅れている。本シンポジウムは,NFTの概要と実際の適用例を紹介し,NFTの正しい理解と,日本におけるNFTの普及を目指すことを趣旨として企画した。話題提供として,最初に2重盲検法を使ったADHDと認知症に関するNFT研究のレビュー結果を紹介し,次に発達障害児にNFTを適用し,不登校が改善したケース報告,さらに健常な高齢者を対象とし,脳波計を使った瞑想による認知機能の改善に関する研究報告と,SMR波を強化,θ波を抑制するNFTが健常高齢者の認知機能に及ぼす効果についての研究報告を行い,NFTが発達障害児や高齢者の脳機能改善にどのように役立つかを検証し,今後の日本における適用可能性について議論したい。
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