発表

SL-001

行動経済学がつなぐ心理学と経済学

[講演者] 大竹 文雄:1, [司会者] 森 知晴:2
1:大阪大学, 2:立命館大学

行動経済学は人間の「非合理的」な選択を意思決定モデルに組み込んだ,経済学の比較的新しい分野である。伝統的な経済学では,人は目的を達成するために,情報を最大限集め,最適な戦略を考えるという「合理的」な存在であることを前提として組み立てられてきた。行動経済学では,心理学や社会学の成果を取り入れて,より現実的な人間像を前提とした理論を組み立て,様々な新しい研究成果が生まれている。また近年は,2017年のリチャード・セイラーのノーベル経済学賞受賞を契機として,政策やビジネスなど一般的な現場における関心も高まっている。本講演では,まず行動経済学の基礎について概観し,その後最近の応用例を紹介する。
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