発表

SS-025

テロリズムに対して心理学は何ができるのか(3)

[企画代表者、話題提供者] 大上 渉:1, [企画者、司会者] 越智 啓太:2, [話題提供者] 平 伸二:3, [話題提供者] 縄田 健悟:1, [指定討論者] 西田 公昭:4
1:福岡大学, 2:法政大学, 3:福山大学, 4:立正大学

1972年ミュンヘン,1996年アトランタ,2013年ボストン,そして2015年のパリ。オリンピックやマラソン,サッカーなどの国際的スポーツイベントは過去に何度もテロの標的とされてきた。日本も2020年に東京オリンピックが控えており,実効性のあるテロ対策は喫緊の国家的課題といえる。これまでのテロに関する研究は,政治や思想,地域,歴史,宗教などの俯瞰的視点から捉えられてきた。しかしながら,テロには人が行う犯罪行動という側面もあり,その理解や予測などには心理学的知見が寄与できるはずである。本シンポジウムでは,社会心理学,生理心理学,犯罪心理学の研究者が登壇し,各自が取り組むテロに関わる研究,集団間紛争の視点からみたテロ発生のメカニズムや,生理的指標や身体的,行動的特徴を用いたテロリスト検出,最近ISILやアルカイダが奨励する車両突入テロの特徴などを紹介し,テロ対策に心理学はどのような貢献ができるか議論したい。
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